BATTLETECHでメックがターゲットを攻撃選択する際の線の色を変更するMod
ModTek – Firing Line Improvements
を紹介します。

ModTek – Firing Line Improvements 攻撃線の色を変更するMOD
注意事項
ModTek – Firing Line Improvementsの説明に入る前に注意事項です。
Modの導入は全てを自己責任において行ってください。
当サイト並びに管理人はどのような状況になっても一切責任は取りません。
また導入するPCの環境等は様々ですので、Mod導入に関する質問には答えられません。
以上を理解&納得した上で以下をお読みください。
基本的にModを導入すると、
ゲームバージョンが変更になった際セーブデータが継続使用できなくなる可能性が高いです。
バックアップを取っておいたほうが良いと思います。
ModTek – Firing Line Improvementsの特徴
ModTek – Firing Line ImprovementsはBATTLETECHでメックから出ている攻撃予測線の色を変更するModとなります。
デフォルトでは直接の射撃も間接の攻撃も同じ色で表示されますが、これらを変更して見やすくする機能になります。
色変更は破線にも対応しています。
また、色の組み合わせによって見にくいなぁと感じた際に色変更してリロードする機能もついていますので自分好みの配色がある程度選べるようになっています。
Mod製作者様によるイメージ動画です。
ModTek – Firing Line Improvementsの導入手順
ModTek – Firing Line Improvementsは導入に、別途BATTLETECHのMod導入ツール、
BTML(Battletech Mod Loader)とModTekのインストールが必須となります。
BMTLはこちら
ModTekはこちら
まず、それぞれの内容を熟読して導入するようにしてください。
次にModTek – Firing Line Improvements自体の作業に移ります。
ダウンロードしたModファイルのうち、
BTMLColorLOSMod.dll
mod.json
を
\BATTLETECH\Mods\BTMLColorLOSMod フォルダへと配置します。
※もし色を調整したい場合はmod.jsonに設定を追加します(後述)。
その後BATTLETECHのゲームを起動すればOKとのことです。
ライン色変更について
mod.jsonの中身を調整することでModによるラインの色を変えることが可能です。
ですが、この作業はコードを直接記述する必要があります。
mod.json内には射線に応じて設定キーが設けられています。
direct:直接攻撃の線
indirect:間接攻撃の線
obstructedAttackerSide:攻撃線が遮られている場合の線
obstructedTargetSide:ターゲット線が遮られている場合の線
これら4つのラインに対して次のようなデータ構造があります。
“`json
{
“active”: true,
“colors”: [
[255, 0, 0, 255],
[ 0, 255, 0, 255],
[ 0, 0, 255, 255],
[ 0, 0, 0, 255]
],
“dashed”: false,
“thickness”: 1
},
“`
※コードはModページより引用しています。
このコードを見ていくと
active:
こちらは特定タイプにおける変更を有効/無効にする設定です。
boolになっており、true,falseで設定します。
falseの場合は他の行の変更は無視されます。
dashed:
bool。ある種類の線を点線で表示するかどうかを指定する
thickness:
float。サイズの大小を決めます。バニラでは1です。
colors:
float。4つの引数をつ、指定されたラインを色付けするためにゲームで使用できるRGBAカラー設定の配列です。
こちら引数が4つなので通常のRGB設定とは異なります。
最初の3つがRGBの値、そして最後の1つがアルファチャンネルの設定値となります。
例を示すと16進コード#66ff33のカラーの場合、RGBに換算すると(102, 255, 51)です。それにアルファチャンネルの状態を設定しますから、最終的なコードの記述は[102, 255, 51,1]となります。
注意点
以上のようにラインの色を設定するにはコードを書く知識が必要となりますので、慎重に行ってください。
少しでも無理だと思ったらModをそのまま使うほうがいいと思います。
最後に
BATTLETECHの射線の色を変更するMod、ModTek – Firing Line Improvementsの紹介でした。
自分好みの色に調整することも可能ですが、それはちょっとハードルが高いです。
まず導入して試してみて、それで必要があれば色替えにもチャレンジしてみるというアプローチで良いんじゃないでしょうか。