SteamのBATTLETECH(バトルテック)コミュティに掲載されている有志制作のガイド記事の紹介。
今回は戦略的アドバイスについて紹介。
[symple_box color=”green” fade_in=”false” float=”center” text_align=”left”]以下Eck氏制作のBattleTech Tactical Combat Guideを意訳した内容となります。なおガイドの内容は当記事執筆時以降に変更される場合があります。[/symple_box]
[説明画像はSteamのガイド記事ページより引用]
Eck氏のBattleTech Tactical Combat Guide 戦略的アドバイス
ゲーム戦略におけるアドバイス
Focus Fire(火力の集中)
1つの敵ユニットに対して射撃するメックの数が多いほど、速やかに対象を戦力から取り除く可能性が高くなります。
地形を使用することは、敵のメックに対して火力を集中させる能力を最大限に発揮します。
それと同時に地形を利用することは、あなたの保有する最も弱い/あるいは壊れたメックに向けられる敵の火力対抗する機会を得るため不可欠な要素となります。
敵がメックを起動し、スタビリティダメージを軽減/除去するチャンスを得る前に、このラウンドで既に行動済みの敵をターゲットにして、最大のスタビリティダメージを与えるチャンスを確保しましょう。
これは敵の回避性能を削除する場合も同じ原則が適用されます。
Crit Seeking(クリティカルの追求)
攻撃の順序を考慮することは高い戦術的な恩恵を受けることに繋がります。
ハイダメージを与える攻撃は敵の装甲に穴を開けることができ、少ないダメージでも届くことになり、サポート武器やミサイルといった多段ヒットする攻撃を「クリティカル・シーク」へと導くことができます。
クリティカル・シークは、相手の内部構造にダメージを与える攻撃によって可能となります。
2回目に成功したクリティカルはコンポーネントを破壊します。
マシンガンは、5つの別々の場所で当たり判定が行われ、クリティカルチャンスにボーナスを持つため、特に効果的な武器です。
Line of Sight(視線)
視線はあなたにとって利益へと繋がります。
あなたのユニットが相手のLOSをブロックするために地形やその他の障害物を使用する場合、敵の攻撃オプションを制限することになります。
敵がLRMを持っていない場合、あなたを撃つことはできません。
敵がLRMを持っている場合、彼らはペナルティを支払いつつ間接射撃であなたを標的にすることができます。
一般的な戦術としては、センサーロックを使用して敵ユニットを公開表示させておき、次に敵があなたを見つける前にあなたの保有する長距離攻撃ユニットを使用することです。
Defensive Positioning(防衛的な位置取り)
メックの片側が別の側面よりもダメージを受けるまで、あなたの正面を敵に置くようにしてください。
片側が傷ついたら別の無傷のサイドを敵に向けるようにしてください。
腕部分または腕/胴体部分には武器やコンポーネントなしでメックを構築することもできます。
そのような構成にした場合、試合開始時点から当該のサイドは敵に向けられ、ダメージを吸収し、効果的にシールドとして役立ちます。
防御ポジショニングを採用するときはいつでも、向ける側の脚部にも注意を払わなければなりません。
また、こちらの背後を突いてくることが可能なほどの速度で動作可能な、非常に素早い敵には注意してください。
Wingman / Mutual Support(ウイングマン/相互サポート)
背後に攻撃を受けないようメックの位置を決めるようにしてください。
あなたの相手がこちらの背面を狙うように操縦している場合は、彼らは攻撃ラインを過度に伸ばしすぎた可能性があります。
そのような場合格闘攻撃や範囲攻撃に対して脆弱であるため、彼らに対して背面攻撃をお見舞いするようにしてください。
Lance Composition(ランスの構成)
ランスの構成でメックを選ぶ際は有用な戦闘ロールを活用するように考えましょう。
高速な軽スカウトタイプのメックは、残りの3つのメックが保有するLRMから間接火力をを最大限に活用することを可能にします。
専用のLRMメックを使用すると、戦闘中に保護が必要ではありますが、このMメックの装甲や他の武器システムを戦闘中に犠牲にすることができます。
Brawlerメックは装甲を最大限に積み、短距離武器(AC20、SRMsなど)に集中することで、タンク役となり多くのダメージを引き受けることができます。
1機のスカウト、2機のブローラー、そして専用の1機のLRM Mechは、非常によくまとまったランスの構成と言えるでしょう。
代わりに、4つの全てのメックが同一のタイプであればリスクが発生する可能性があります。
例えば4機のBrawling Hunchback-4G(AC / 20)はスプリントと待機を行い、敵メックとの距離を詰めることで相手が打撃を加える前にスクラップ化できます。しかし敵がAC/20の射程範囲を超えてしまえば、努力は水の泡となるでしょう。
Location, Location, Location(場所、とにかく場所)
移動を計画している際、あなたは敵の上にマウスカーソルを置くことで、あなたが移動する前に、あなたのヒットチャンスを見ることができます。
場合によっては、ターゲットから1つのドットを近づけたり遠ざける(そして最小範囲から外してみる)ことで、相当量の火力が無しになることもあります。
時間をかけて、最高の移動/火力の組み合わせを計画すれば、決定的な戦術的利点を実現することができるでしょう。
以上、戦略的アドバイスについてでした。
この辺りは実際にゲームをやって体感してみないとわからない部分が多いですが、相手との距離・位置関係を重視するのは他のターンベース制シミュレーションゲームと同様だと思います。
慣れながらコツを掴むしかないですね。
7回に渡って紹介してきた、Eck氏のBattleTech Tactical Combat Guide。
ページ内にはまだ参考文献や追加研究、Eck氏のプロフィール紹介などもありますが、それらは割愛し、今回で一応終了とします。
今後また加筆修正等がありましたら折を見て紹介していきたいと思います。
その他のガイド記事はこちらから読めます。

